エアコンクリーニングで主に使用される洗剤には、中性洗剤(弱アルカリ性洗剤も含む)とアルカリ性洗剤があります。中性洗剤はボディソープや台所用洗剤と同様の性質を持っており、人体や環境への影響が少ないというメリットがあります。一方で、中性洗剤では、エアコンの内部に発生した汚れやカビなどを除去しにくいというデメリットがあります。特に、中性洗剤ではカビを死滅させることができないため、エアコンクリーニングにはアルカリ性洗剤を使用するのが一般的です。
アルカリ性洗剤は、エアコンに付着した汚れを落としたりカビを死滅させたりするのに有効というメリットがあります。一方で、人体や環境に悪影響を及ぼす成分が含まれていることが多いのがデメリットです。また、エアコンの部品へも悪影響を与える恐れがあり、機械部分に入り込むとエアコンの故障の原因にもなります。そのため、アルカリ性洗剤を使用するときは、換気を十分にすること、手袋などで防護すること、エアコンを養生すること、中和処理をしてから処分することなどが重要になります。
汚水を中和処理するためには、エアコンのホースから出て来る汚水を一度バケツ等に溜める必要があります。溜まった汚水は、中和剤を使用して中性にしてから処理をします。中和剤の使用方法や使用量は、製品の使用上の注意を確認してください。汚水をそのまま排水口などに流すのは、排水口の素材を傷めてしまったり、環境へ悪影響を与えたりする恐れがあるのでやめましょう。なお、汚水が中性になったかどうかはpH試験紙で確認することができす。pH試験紙が緑色になれば中性だと判断できます。また、アルカリ性洗剤がエアコンに付着したままだとエアコンの部品を痛める原因になるため、アルカリ性洗剤をしっかりと洗い流すことも大切です。
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